ログハウス製作日記
制作中に撮影したアルバムです。簡単な作業内容も説明します。
その1、基礎編
ピーリング
ログ材はすべて表面の皮をむいてから加工する。この皮むき「ピーリング」は虫食いや腐れなどを防ぐばかりではなくログワークの作業性を高めるためにも欠かせない作業です。
ユンボ
生木のログ材を使用する場合、水分を含んでいるためかなり重量があります。人力で動かせないときにはユンボを使用しますが使えるからといって免許を持っている訳ではありません(?)。
ハーフログの制作
ログハウスは井げたに組みますが第一段めは土台の上にのせるので下を平らにしなければなりません。 このログは一番下に置かれるので一番太いログ材を使用しましょう。
一段目のログ積み
ログウォールの仕上がり精度を左右する一番重要な工程を作業に慣れていない一番最初にしなければならないのはハンドメイドの宿命か!? 真中のはハンドメイドのクレーン
サドルノッチ
ログハウスの壁を組み上げていく工程ではログの交差部分にどのようなノッチを採用するかによってその加工方法が変わってくる。
サドルノッチ2
ノッチの原点は半円形の切り込みを入れるラウンドノッチだが経年変化によるログの乾燥・収縮した時のログ間の密着性に不満が残るため、ノッチの加工技術が発達してきた。そして今最も人気のあるノッチがこのサドルノッチです。
ログウォール
前述のノッチを延々と行いログを積み重ねてログウォールを作る。ほぼログウォールができた所。使用したログは大小あわせ約160本、削ったノッチは約250箇所!!(ぐったり...)
その2、建築編
棟上げ
屋根をのせる柱、棟木を乗せる。上棟式って奴やね。
屋根張り
棟木を載せ、屋根を張るとおっ!家の形に一気に近付いたね〜
窓取付け
2重ガラスでかなりの重量がある。段々労働安全基準とはかけ離れた作業が増えてくるの図
外観ほぼ完成!
窓や出窓、そして屋根の石膏ボードなどを取り付けかなり家として見れる状態になってきた。
玄関の階段部
玄関の所は丸太で階段を作った。かなりワイルドな出来映えです。
その3、内装編
内装の開始
ロフトを作るのでそこにシーリングファンをつけてみました。
薪ストーブの設置
ログハウスと言えば薪ストーブ!重量が400kg近くあるのでぜんぜん動かない...
囲炉裏部屋
和洋折衷畳に囲炉裏も付けてしまうのです。
屋根の内装完成
杉の板を一枚一枚貼り付けロフト部分ができました。
ロフト完成!!
フローリング貼りは大変ですが、満足する仕上がり!
照明取付け
照明を取付けたので夜間撮影を試みました。
玄関(ストーブ)
玄関、ストーブなど玄関まわりが完成しました。
その4、風呂編
土台づくり
土台は側溝のコンクリと砂利。ひたすら砂利を積む...
石貼り作業
石屋さんから貰ってきたきれっぱしで作る。(墓石!?)
風呂棟
風呂棟はログの支柱と2×4構造の複合です。
風呂(内側より)
広角じゃないんで全体が写らない...
風呂(風呂棟の外観)
風呂棟は水分による腐食の母屋への影響を無くすため 別棟構造にしています。