# 1999 北海道

7/20 - 8/1 7月終わりの北海道、こちらはあまり天気には恵まれなかったかも?

広大な自然が残る北の大地「北海道」。いつの頃からかライダー達の憧れの地となる。地平線まで続くまっすぐな道、緑色の草原が緩やかに広がり、空はどこまでも青く澄んでいる。

# フォトアルバム

”鉄馬”の口とらえて老いを迎える鉄馬乗り、日々旅にして旅を住処とす…

# 青森・函館・福島

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(上)せっかく竜飛岬までいったのに今年は三厩−福島航路が休航だと!つ〜ことで青森まで戻ってきたところ。でもバイクが自分1台だけだって、なんでこんなに少ないの?って感じだ。

(中)五稜郭って上から見ないと星形は確認できないんだよね〜、行ってから気が付いた。五稜郭の周りを流していたら、突然車から降りてくる男の人が?!なんじゃ!と思ったら「じぶんも1300乗っているんですよ〜」といきなりオーナーズミーティング開催!! これがマイナー車のよい所じゃ。 (下)青函トンネル記念館にてここではリアルな模型などで青函トンネルの施工の歴史が分かる。労災死亡者33名だそうな、合掌。写真の機械はガリガリトンネルを掘る。

TBM(Tunnel Boring Machine)は直径3.6mの穴が掘れます。

# 松前・奥尻

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(上)ちょーマイナーな北海道最南端の白神岬、しかしこんな所で記念撮影しているやつぁいない...

(中)松前城にて中に入ると金をとられるので正面で一枚。裏に回ってみてみたがプラモデルの様な城だ。小さいし

(下)奥尻港のすぐ近くにあるつりがね岩、あそこの穴につりがねを吊るすとちょうどいいそうだそうだ。地震の後大層な金が出たようでばっちり整備されていた。

# 富良野(麓郷)・上富良野

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(上)ゴローの石の家、まだ撮影に使用するので展望台から見るだけ、しかしよく作ったな〜って感じ。実際に富良野には余った石が積み上げられている所もあった。

(中)富良野から上富良野へ抜ける道々298、ひたすらまっすぐのよい道です。

(下)上富良野日之出公園のラベンダー畑、日本で一番初めにラベンダーが植えられたそうな。もうラベンダーも終わるギリギリなので香りは一番強い。加えて雨上がりだったのでラベンダーの香りでむせかえる程だ。

# 石北峠・東藻琴・開陽台

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(上)道央から道東へぬける石北峠。けっこう寒く風も強かった。峰ノ茶屋であったかーいコーヒーを飲みながらのんびりする。

(中)快晴となった道々995、東藻琴豊富線ジャンプしようとおもったらタイミングがずれた。一面の麦畑だ!

(下)ここまで登ってくるのを躊躇するバイクも多い中、荷物をもってあがるのがかったるかったので一気に登る。しかし天気が悪くなったら困るので弱気になってバイクは降ろしておいた。このあと1300でも登れるよと言ったがためにチャレンジしてこけた女性ライダー(後で登場)のZEP750が1台

# 開陽台

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(上)女性軍団のZODIACと遭遇!!後ろのはBMW−Kベースのサイドカーでおばさんと娘連れ、めちゃめちゃ目立っていた。それも練馬ナンバーだったので「見たことないっす!」といったら「東京では乗ってません」だって、そうだろうなぁ

(中)開陽台のキャンプ場で知り合ったライダー達、前列左からZEP750、ZEP750RS、ジェベル、後ろに行って、自分、HD‐Fatboyだ!ちなみにこけたのは赤いウエア着ているZEP750のねーさんでした。最初は外で飲んでいたのだがだんだん寒くなって展望台の中のトイレ前(?!)で飲んでます。

(下)夜明けの風景、スキャナーでは実際の感動は表現できない。朝4:30頃に撮影

# 養老牛 からまつの湯・牧舎・道々150

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(上)あぶがすごい!風呂から出たとたんに猛攻撃される!女性ライダーとの混浴シーンを期待した人は残念でした。許諾をとっていないので男だけ!

(中)すごくいい天気!!牧舎で一休み。バイクをそれぞれ替えて記念写真。

(下)養老牛から開陽台へ帰る途中の道、先頭の2台が早くてジェベルが見切れてた。

# 知床峠・開陽台・釧路フェリーターミナル

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(上)開陽台に荷物を置いて斜里−宇登呂−羅臼と知床半島を一回り、何回も知床峠を通ったがこんなに晴れているのは初めてかもしれない。とにかく暑いし、いい天気だ!あんまし天気がよくないことが多かったので嬉しい!!

(中)知床半島を1回りして帰ってくると自分の隣にテントが貼ってあった。何気なく「こんちわーす」「・・・?]「あ〜〜〜!!!」なんと去年礼文島のキャンプ場で隣になったにいちゃん(写真左)ではないか?!  こんな偶然ってあるんだね〜

(下)この前に厚岸や阿寒を回ったが天気が今イチでいい写真がなかった。つ〜ことでいきなり釧路、うーんこれで今年の北海道も終わりか。この航路は今年で終わりなので次からは大洗−室蘭か苫小牧となる。さらばサブリナ/ブルーゼファー!!

# 最終データ

  • 走行距離 2950km
  • 無事故、無違反、無発覚、無立ちゴケ
  • アクセルケーブル破断

# 今回のツーリングで泊ったキャンプ場

その他勝手に泊った場所のインプレッション。

年月日 場所 感想
1999/7/21 函館フェリーターミナル 夜半に上陸したのでフェリーターミナルでキャンプ。フェリーターミナル駐車場脇の防波堤のところ。つまみ程度の食事、トイレ等はフェリーターミナルにある為まあまあ、当然市街にも近いし、とはいえキャンプ場じゃないので雰囲気等は無い。無料
1999/7/22 奥尻島うにまるパーク 本来のキャンプ適地はトイレなどから遠いのでうにまるパークの駐車場の脇(今日もか!)の芝生にキャンプ。なんと、トイレがカギしまっている!!ど〜いうこと?印象悪し。無料
1999/7/23 洞爺湖浮見堂公園 洞爺湖畔のキャンプ適地、使用料では無く清掃協力費を徴収され換わりにゴミ袋をもらえる。洞爺温泉いこいの家も近いのでgood。しかし食料は事前に買っておきましょう。あと夜9時くらいから花火大会がみれるよ。200円かな?
1999/7/24 富良野 鳥沼 ここは連泊者が多いことで有名、一ヶ月以上いる人もいたよ。独特の雰囲気があってフルート奏でるひとありギターありと賑やかだ。北海へそまつりが近付くともっと混雑する。しかしトイレは×、鼻が曲がる。無料
1999/7/25 上富良野 日之出公園 コンビニ、温泉、スーパーすべて徒歩でいける程の好条件、トイレは水洗だし無料でいいの?って感じだしかし、現在オートキャンプ場を増設しているので今後が不安。裏手の日之出公園はラベンダーの香りでむせかえる。無料
1999/7/26 屈斜路湖 和琴半島 ライダーに人気の和琴半島キャンプ場もだんだん管理がうるさくなってきた。キャンプサイトまでバイクを押していかなくてはならなくなっていた。う〜ん、管理を厳しくするとモラルが低下すると思うので残念。この辺は無料露天風呂が多いが湯が熱いのでもっぱらコタンの湯、ついでに屈斜路湖で泳いだりする。400円?
1999/7/27 中標津 開陽台 北海道にいくと必ず訪れる開陽台。食材等は中標津の町で購入しよう。夕方は風が強いが、天気がいい時の星空は最高!今年は完璧とはいかなかったが、星空と朝日を拝め、国後島までよく見える。トイレも水洗、いいとこです。無料
1999/7/28 中標津 開陽台(連泊) 本日は雨、風、連泊者のテントが風で歪んでいた。バイクの駐車場はテントサイトすぐ横と下のコンクリートがあるが、こんな日に1300をおろすのは結構恐い。(とーぜん)無料
1999/7/29 浜中 霧多布 快晴の時はほとんどないがとても好きなキャンプ場の一つ。バンガローも安いが泊ったことは無い。風呂が近くに無かったのが唯一の欠点だったが今年町営の風呂ができたため、ポイントアップだ。風呂は500円、シャンプー付き。無料
1999/7/30 釧路 鶴居 釧路から帰る時には釧路から近い鶴居キャンプ場はとても便利だ。風呂もあるし

# ちゃんとした料理の品の感想

数すくな〜い、ちゃんとした料理の品の感想。他は豆パンとか...

# 奥尻島のうに丼(2000円)

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奥尻港近辺のうに丼は寿司屋でも定食屋でもほぼ同じ値段だったので、いっちゃんぼろい建物の定食屋で食べてみた。フェリーターミナル近くの一番端の店。うに丼は確かにうまかった!!あとうどの和え物(左奥)、とツブ貝(?、手前真中)のおまけ付きでまんぞくまんぞく。 こういう所でとれたてのばかり食べているせいで、東京でミョウバン臭いうにが食べれない体になってしまった。

# 厚岸のかき丼(1000円くらい)

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最初は駅前のかき弁当を食べようと思っていたのだが観光バスがくるとかで売り切れであった。思案していたとき、近所のおばさんがあそこが一番美味しいわよ教えてくれた店へ行く。かき丼は650円で大盛り&なめこ汁で1000円位だ。 カキフライの玉子とじのようなスタイル(カツ丼とおなじ?)なので、かきのふわりとした食感とたれのかかったあったかい御飯が絶品!店は自分で探そう!!ヒントは湯飲みです。

# むい

さかしらな行いはせず、あるがままに生きる。無為を為す。無為自然

漂泊詩人 歓迎降臨 満月満開 狂喜乱舞 酒池肉林 純米吟醸

一宿一飯 義理人情 房事過多 不屈前進 原発反対 徹底抗戦

民族連帯 自主独立 身土不二 心身一如 大麻解禁 精神解放

極楽浄土 万事如意

で始まる、ちょーアングラ指向な北海道情報誌

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釧路のガイドブックから始まり、道東、北海道全土へ広がった情報誌。その成り立ちから釧路や道東の情報が満載。

vol.1は1994発行で5年たってやっとvol.2が発行された。基本的にはvol.1の改訂版であるがお嫁さんを募集していた旅人宿(風来坊)にお嫁さんが来ていたりと時の流れを感じる。

vol.1ではかなり独断的(表紙にも書いてあるが...)で、この建物は意味不明だの料金を払うくらいならどこどこがいいだのと却って小気味よいほどであったが、vol.2になって若干表現が丸くなった気がする。また釧路湿原関係に幻滅したのかどうか記載が減少している。

旅人宿等で販売しているようであるが、自分はvol.2は霧多布湿原センターで購入した。

読みたい人は郵便振替えで1冊500+送料240、計740円を下記に送って下さいと巻末に書いてありました。

  • 連絡先:〒085-0063 釧路市文苑3丁目1−12
  • 郵便振替口座:02770-9-7732「むい」